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食品業界のSAP導入事例:米国企業の日本ローカライズ対応の成果やプロジェクト詳細を紹介

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05

Feb

Ridho

SAP Implementation

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SAPのERP導入プロジェクトにおいて、海外企業(親会社)の日本法人へのローカライズに強みを持ち多くの導入実績を残している弊社「ERP東浜(ERP TOHAMA)」の事例をご紹介します。


今回ご紹介する企業様は本社 (親会社) をアメリカに持ち、日本でも事業を展開されている日本法人へのSAPのローカライズ導入の事例です。


プロジェクトのスケジュール・導入機能や開発、成果まで詳細をご確認ください。

SAPを導入した企業

今回ご紹介する導入事例は、アメリカに本社を置く大手食品系サプライヤー企業様です。

食品業界で長い歴史を持つ有数企業であり、世界トップクラスのシェアを持つ企業の一つとして、日本でも事業を展開されています。


今回、 日本法人と米国親会社とのシステム連携の改善、業務効率化などを目的として、 日本のSAPシステムのローカライゼーションプロジェクトをご依頼頂きました。

導入時期・スケジュール

導入プロジェクトは2020年に開始され、約10ヶ月間の期間で大きなトラブル、障害、バグの発生もなくGo Liveまで進行させることができました。


スムーズな導入の成功から、2024年現在も大きなトラブルも無く、限られた運用対応を継続してERP東浜でサポートさせて頂いています。

SAP導入前の課題

米国の親会社でSAPを利用していた一方で、日本法人では異なるシステムを利用していました。

米国と日本との間の情報共有、データ連携がうまくいっていおらず、日本法人へ親会社と同様にSAPを導入することになった背景がありました。

導入対象機能・スコープ

財務会計、 ロジスティックス、販売購買の標準機能を導入しました。


追加のアドオン開発は、日本の商流に合わせる必要がある、請求書フォームの書式・言語・銀行情報などの調整といった、限定的なスコープにだけ発生しました。

SAP導入の成果

導入タイムライン、導入後の運用ともにスムーズに進行し、お客様から高い評価を頂いています。


財務会計の一部業務については、米国親会社とのデータ連携周りなどをこれまでExcelでのマニュアル作業での対応であったものを、SAPで対応できるようになりました。

結果として残業時間・コストの削減といった定量的な成果にも繋がっています。


また、当初の問題であった米国親会社とのデータ連携も繋がり、データのグローバルでの見える化も実現しました。

SAP導入コンサルティング費用

今回の約10ヶ月間でのSAP導入では、約10名のコンサルタントと開発者リソースで対応させて頂き、 約1億2,000万円ほどの導入・コンサルティング費用となっています。

■SAP導入事例サマリー
  • 業界・企業:大手食品系サプライヤー企業
  • 導入時期・スケジュール:2020年10ヶ月間
  • 導入機能・スコープ:財務会計、ロジスティックス、 販売購買
  • 主要目的:日本へのローカライゼーション
  • 導入成果:グローバルなデータの見える化会計業務の効率化
  • 導入費用:約1億2,000万円

ERP 東京は、ローカライゼーション機能に焦点をあてたSAP導入プロジェクトなどのご相談を承っております。

今回ご紹介した導入事例以外にも多くの実績がございますので、SAP導入事例の詳細、プロジェクトのご相談、弊社についてなどお気軽にお問合せください。

タグ: SAP